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音信不通の意味は?定義や使い方の例文、音信不通になる男の男性心理まで詳しく解説!

●四字熟語「音信不通」の意味・定義は?
「音信不通」という漢字の四字熟語があります。「おんしんふつう」と読むのが一般的ですが、「いんしんふつう」と読まれる場合もあります。その意味・定義は、「連絡が途絶えてしまう」ことです。

音信不通の“音信”とは、手紙のやりとりや訪問して会うなど、お互いの連絡や交流手段のことを言います。“不通”は、途切れる、通じないという意味です。電話が通じないなどの理由で連絡が途切れて、交流手段がなくなる状況のことを「音信不通」と表現します。

「便りがないのは良い便り」ということわざがあります。平穏で健康なときは特に知らせることがないので、手紙を書かない人が多いのではないでしょうか。このため、手紙が来ないのは無事である証拠だとして、心配する人を慰めるときなどに使われます。でも、元気で暮らしているのだろうと自分に言い聞かせても、実際に身近な人からの連絡が途絶えると不安になるものです。ましてや、それが愛する恋人だったら、心配で眠れなくなることでしょう。

現在はスマホが普及し、電話やLINEなどのSNSで簡単に連絡がとれるようになりました。しかし、かつて携帯電話は普及していませんでしたし、さらに遡って明治時代の固定電話は誰もが使えるものではありませんでした。一般的な連絡手段は手紙です。よほどの緊急事態が発生した場合は、電報で知らせていました。

「音信不通」という言葉は明治時代から使われており、最初にこの言葉を使ったのは、作家の国木田独歩ではないかという説があります。独歩が明治36年(1903年)に発表した小説『非凡なる凡人』に、この言葉が使われているからです。

小説のタイトルにもなっている『非凡なる凡人』と賞賛される人物の兄は、「家を飛びだし音信不通」と書かれています。続けて、この兄はハワイに行ったという人もいれば、南米に行ったとうわさする人もおり、所在がわからず行方不明になったと記されているのです。

昔は通信手段も限られていましたし、交通網も現在ほど発達していませんでした。地方から上京するなど離れて暮らすと、滅多に会うことができません。どんな暮らしをしているのかを知る手段は、手紙しかありませんでした。相手からの手紙が途切れると、音信不通になることが多かったのです。

現在は手紙のやり取りよりも、メールやSNSが主な連絡手段になりました。インターネットを通じて、遠く離れていても瞬時にコンタクトができます。しかし、便利になった反面、電話に出るのを拒否されたり、SNSに返事が来なかったりすると、簡単に音信不通になってしまいます。技術が発達した現在でも、恋人の音信不通に悩む人は多いと言えるでしょう。

音信不通を使った例文を挙げましょう。

「学生時代はあんなに仲の良かった友人でしたが、社会人になってからは音信不通になってしまいました。」
「私の兄は家出をして、今も音信不通になっています。」
「同窓会の案内状を出したいけれど、音信不通で住所が分かりません。」
「彼とは音信不通になってしまったけれど、今も連絡を待ち続けています。」
「付き合っている彼と音信不通になってしまい、不安で眠れません。」

このように、かつての友人や家族、恋人などと連絡が途切れてしまうといった、プライベートでのシーンに、「音信不通」という表現が使われることが多いイメージです。このため、ビジネス用語として「音信不通」が使われる例は、あまりみかけません。

しかしだからといって、ビジネス上で音信不通といった事態が発生しないわけではないのです。例えば、従業員が無断欠勤を続け、そのまま音信不通となって辞めてしまうケースです。また、資金繰りが苦しくなった得意先が、夜逃げ・倒産をして音信不通になる場合もあります。

プライベートを例に取ると、恋愛では「別れ話」というネガティブな話し合いを避けるために音信不通になることが多いですよね。ビジネスにおいても、「会社を辞めたいが上司に言いにくい」「支払日までにお金が工面できない」など、ネガティブな事柄が原因で音信不通になるケースが大半です。しかし、仕事の関係者が音信不通になることは、業務上の損失に直結します。契約書を交わす、着手金を受け取るなど、トラブルを防ぐためにシビアな対策が取られています。しかしそれでも、音信不通といった事態は起こり得るのです。

●音信不通の類義語
「音信不通」とよく似ている言葉もあります。

・音沙汰がない、音沙汰なし
「連絡がない」という意味です。“音沙汰”とは音信と同じような意味で、様子を知らせる便りや訪れを指します。「音信不通」と同様に、手紙が来なかったり、会えなくなったりすることを言います。

「『また連絡するね』と言って駅の方に去って行ったきり、その後は何の音沙汰もない」といった使い方ができます。

・行方知れず
行方不明のことです。連絡がつかず、音信不通状態になり、今どこでどのように暮らしているのか、分からなくなることです。

「富豪のミスターバートンは、『行方知れずになった娘のメアリーを内密に探してくれ』と私立探偵に依頼した」のように使われます。

・疎遠になる
手紙のやり取りや出会うことがなくなり、互いの関係が薄くなることを指します。行方不明というわけではないけれど、お互いの関係が希薄になって、連絡し合うことがなくなった状態です。

「幼馴染みの和子ちゃんが遠い町にお嫁にいってからは、だんだんと疎遠になりました」のように使います。

●「音信不通」は外国語で何と言うの?
「音信不通」は、英語で「out of touch」と言うのが一般的です。このほかにも、連絡が取れないことを意味する「out of contact」や「lose contact」「lose touch」という表現も使われます。英語での使い方をいくつか挙げましょう。

I have out of touch for a long time.(彼女とは、長い間音信不通の状態です)
Johnny and I have been out of contact for about three years.(ジョニーと私は、3年ほど音信不通です)
I have lost contact with her.(彼女と連絡が取れなくなりました)
I lost touch with Johnny.(ジョニーとの連絡が途絶えました)

●音信不通になる人の心理
恋愛関係において、相手から一方的に連絡が途絶えるというケースがしばしば見られます。「付き合っていた彼から電話もメールも来なくなった」「LINEでメッセージを送っても既読スルーされちゃう」そんな風に嘆く女の子は、決して少なくありません。ある日突然電話が通じなくなる、メールに返事が来ない、LINEのアカウントが消されているなど、連絡を取ることができなくなってしまう音信不通男と付き合ってしまうと、困った事態になります。

最初は、「急病なのか?もしかしたら、事故に遭っているのでは?」と、とても心配します。心配になってこちらから電話したりLINEをしたりしても、電話は着信拒否、LINEは既読スルー、こちらからの連絡を無視されることが続き、病気やケガなどのやむを得ない事情ではなく、彼が故意に自分を避けているんだと分かります。とても傷つくものです。

彼女を相手を傷つけても音信不通する人って何を考えているのでしょうか。音信不通にする男性心理には、いくつかのパターンがあります。

1つ目は、単に忙しいのが理由です。「仕事で忙しくて連絡が途切れる」というケースは案外多いのです。仕事が忙しくてもメッセージを一言送るくらいできるはずですが、男性はたったそれだけのことを億劫に感じがちなのです。なぜなら、男性は一度に複数の案件に対応するマルチタスクが苦手な傾向があるからです。仕事に集中すると、彼女への連絡がどうしても後回しになります。そして、後で連絡しようと思っていても忙しくて忘れてしまうと、しばらく連絡をしなかった言い訳を考えるのが面倒になり、そのまま放置してしまうのです。その結果が、音信不通になる人というパターンです。

2つ目は、気が優しくて本音をはっきりと伝えられないパターンです。言い換えれば、面倒なことや嫌なことから逃げるタイプです。

男女のお付き合いは、実際に付き合ってみないとわからないこともあります。付き合っているうちに、思っていたイメージと違ったり、価値観や趣味が合わないと感じたりすることはよくあるものです。「何か違う」と感じていても、特にケンカをするわけでもなく、ずるずると付き合いを続けていて、やっぱり彼女とは合わないとはっきりと気付いたときに、音信不通になります。

このようなケースでは、別れ話をしたときに彼女から「どうして?」と聞かれても、明確な理由を説明するのが難しいのではないでしょうか。このため、別れ話をするのが面倒くさいと感じ、音信不通になって自然消滅を狙うのです。

3つ目のパターンは、自分の気持ちを抑えすぎて、静かにキレてしまうタイプです。彼女のイヤなところがあっても、黙って我慢しているときに起こりがちです。少しぐらいの欠点には目をつぶろうと付き合っていても、知らない間にストレスがたまっていき、ある日我慢の限界値を超えてしまうのです。その結果、心が疲れ果てて「彼女とは口も利きたくない、顔も見たくない」という心理状態になり、音信不通になります。

このほかに、実は彼女のことをそれほど好きではなかったというケースもあります。何となく付き合ってみたけど、ものすごく好きってわけじゃないというパターンです。こういう男性は、少し冷めた気持ちで付き合っています。これに対して、彼女のほうが彼に夢中で、のぼせ上がっている状態だと、二人の愛情に温度差があり、何となくギクシャクします。そんな状況に男性が疲れを感じて、フェイドアウトしていくことがあります。彼女の熱度が高すぎて、「別れたくない」と言われそうで怖いという気持ちもあるでしょう。このため、別れ話を避けて、自然消滅を図ります。

●音信不通する人に共通する特徴とは
音信不通する人には、共通する特徴があります。

まず、ジコチューです。何らかの理由で別れたいと思ったら、自分の気持ちを伝えて別れ話をするのが相手に対する誠意です。でも、自己中心的な人は相手の気持ちよりも、自分の気持ちを優先します。別れ話はイヤだから、音信不通という楽な方法を選ぶのです。そんなことをしたら、相手がどれだけ傷つくか、深く考えていない証拠です。

そして、気が弱い性格であることも、共通する特徴です。こういう人は、少しでもトラブルを避けようとします。こういうタイプはガードが固く、なかなか本音を言おうとしません。「何で?嫌いになったの?と、しつこく尋ねられたら困る」「別れたくないとだだをこねられたらイヤだ」と、相手と面と向かって話し合うことを怖がっています。それを避けるために、敵前逃亡してしまうのです。

●彼が音信不通になったら、一人で悩まないで!
音信不通になる理由にはいくつかの原因やパターンがあり、音信不通になりやすい男性には共通する特徴もあります。でも、その人が置かれている状況は千差万別ですし、性格も十人十色ですから、彼がどんな理由で連絡をしてこないのか、はっきりと分からないことも多いでしょう。

彼の気持ちがわからなくて、どのように対処すればいいのかと悩んでいませんか。このまま彼を待ち続けるべきか、それともキッパリと別れるべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで、いつまで待つべきかというタイムリミットのボーダーラインを決めておくといいかもしれません。

音信不通になる男に関しては、あれこれと一人で悩んでいても、なかなか解決策は見つからないものです。信頼できるお友達や先輩に相談してみることも一つの方法でしょう。客観的な観点から、適切なアドバイスが得られるかもしれません。

もし、身近に相談できる人がいないのなら、占い師を頼ってみませんか。彼との相性や彼の性格、あなたの性格などを占ってもらえば、適切な対処方法を選びやすくなります。自宅から落ち着いて相談できる電話相談なら、わざわざ出かける必要もありません。音信不通にする男の心理に詳しい占い師なら、あなたの本当の気持ちを引き出し、解決へと導いてくれることでしょう。

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