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音信不通の家族や友達を探す方法とは

最近ではTwitterなどのSNSの発達によって、音信不通になっている家族や友達の情報を開示し、捜索することが容易になってきました。捜索願を出すほどではないけれど、家族だけで探すのは困難だ、という人々にとっては心強いですよね。「音信不通の兄弟を探す方法」で検索すれば、検索結果が数多く見つかる時代です。しかし今まさに一人息子や社会人の息子と音信不通になっていて、探し出したいというかたは、SNSを利用するときに注意するポイントはあるのか、捜索願を出したらどうなるのか。またSNSで情報を公開しても捜索願を出しても、見つけることができなかった場合はどのように対処をすれば良いのか。わからないことだらけなのではないでしょうか。

■連絡を取らない一人息子、社会人の息子の心理とは
大学進学や就職のタイミングで一人暮らしをする人は少なくありません。そしてそれを機に親との連絡を面倒に感じ、親の連絡に対しそっけなく対応したり、中には連絡を無視したり。子どもからの返信や反応がないと親は不安に感じますよね。反応を返さないのは男性のかたが多いようです。よって「会社が忙しいのかな」「大学で何かあったんじゃないかと心配」と悩む親は大学生の息子や社会人の息子、特に一人息子を持つかたに見られます。しかし子ども側からすると「せっかく一人暮らしで羽を伸ばせる環境なのに」「仕事で忙しいから連絡している暇なんてないのに」という心理状態である場合があります。子どもが独り立ちして奮闘している中、必要以上の連絡や安否確認をしようとするのは余計なお世話です。様子を見つつ、連絡をする回数は考えていきましょう。ただ回数は少ないし、先週までは連絡ができていたのに、プッツリと連絡が途絶えてしまうことはありますよね。また重要な話題のメッセージをしたのに返信がないというときには、親は不安になるでしょう。「今までとは違う」などの不安や緊張感を持ったときに取るべき行動は捜索届を出す・SNSに情報の開示をしてみる・探偵事務所に依頼してみる、の3つがあります。

・捜索願について
捜索願とは家族や友人、親戚などの身近な人物との連絡が取れなくなったり、行方がわからなくなったりした場合に警察に届け出るものです。捜索届が警察に出されて、捜索される人が「特異行方不明者」に分類された場合はただちに捜索が開始されます。「特異行方不明者」とは、小学生や認知症を患っている老人で自立した生活を送れない人・事件に巻き込まれている可能性のある人・行方不明の前後で事故に巻き込まれている人・自殺をするおそれがある人・精神疾患の影響で他人や自分を傷つける場合が予見される人・少年の福祉を害するおそれがある人などを指します。以上の特徴に1つでも当てはまっていれば捜索が実行されます。生命活動を問題なくおこなえるまでの時間に余裕があるとは言えないので、熱心な捜索がおこなわれます。しかしあなたの身近な音信不通者はどうでしょうか。「特異行方不明者」に該当するでしょうか。該当しないようなら「一般家出人」と判断されます。

・一般家出人と判断された場合
一般家出人とは自らの意思で家出を決行したとされる成人の音信不通者を言います。配偶者と喧嘩して家を出た、借金から逃れるために家を出た、などの理由で姿をくらました場合を一般家出人と言うのですね。一般家出人と分類された場合は積極的な捜索がおこなわれることがありません。一般家出人は警察庁のデータベースに登録されて、全国各地の警察署や交番などで確認できるようになります。そうなると、もし警察官があなたが捜索届を出した人の情報を入手したり、見かけたりした場合はあなたに情報の提供がされます。おこなわれるのはあくまで情報の提供だけです。一般家出人は成人であり自分の意思で姿をくらませた人。そんな人を保護して捜索届を出した人の元へ送る権限を警察は持っていないのです。捜索届に基づいた情報の提供が警察からされた場合、その情報を元にあなたが探し出さなくてはならないのです。

捜索届を出すことのできる人には決まりがあります。血縁関係のある人や家族、親族などが当てはまります。また雇用主や大家、恋人など密接な関係を持っている人も該当します。しかし意外に思われるかもしれませんがとても親しい関係柄にあったとしても友人が捜索願を出すことはできないのです。なので男友達との連絡が取れなくなったというケースはバイト先が一緒でもシェアハウスの仲間であっても受理されないのですね。しかしどうしても行方を探したいという人もいるでしょう。そんなかたはSNSでの情報開示や探偵事務所を頼りましょう。

・SNSでの音信不通者の情報を開示するときの注意点
SNSやインターネットで音信不通になっている人に関する情報提供を求める場合、いくつか情報を掲載する必要があります。名前・年齢・身長や体格、見た目の特徴・情報の提供を求めているあなたと音信不通者との関係などです。可能であれば最後に連絡が取れなくなったのがいつか、場所はどこかなどもわかると良いでしょう。記載する項目を見ればわかる通り、個人情報ばかりです。個人情報を悪用されるおそれがあったり、モラルのない人たちからの中傷のターゲットにされるおそれがあったりします。また提供される情報は真偽がわからないものばかりということも念頭においてくださいね。さらには人探しをしている人をターゲットにした悪質な詐欺に合うケースも考えられます。SNSやインターネットを利用しての人探しには多くの人が関わり捜索がしやすいという利点がある一方で、様々な懸念点も挙げられます。懸念点をしっかりと把握した上で、SNSやインターネットの利用を選択してください。

■探偵事務所に音信不通者の捜索を依頼する場合
捜索願を出しても一般家出人と判断されて捜索してもらえない、SNSやインターネットでの情報提供を募っても反応がイマイチ。そんなときに頼りになるのが探偵事務所です。ただドラマや小説でしか探偵を知らないというかたも多いでしょう。探偵事務所がどのように人探しをするのか、依頼するにあたり何が必要なのか、チェックしていきましょう。

・探偵事務所の人探しの仕方
まず探偵は行方不明となっている人の自宅の様子を観察します。自宅から金銭や衣類などの生活に必要なものがなくなっているようなら意図的な家出と判断。一方、生活するにあたり必要なものがそのまま家に置いてあるという場合は、何か犯罪や事件に巻き込まれている可能性があると判断します。行方不明者の自宅からまず判断し、ただの家出なのか犯罪の可能性があるのかを絞り、捜索の範囲をまず狭めるのです。

次に行方不明となっている人のSNSなどの確認をします。SNSを確認することで、更新をしていたり誰かのコメントに対しての反応が確認できると存命していることの確認にもなるのでSNSのチェックをするのです。またSNSに最近訪れた場所などの写真がアップされている場合もあります。その写真が手がかりとなって居場所の特定につながることもあるので、SNSは見落とせないポイントの1つなのです。さらにSNSでは交流のある人とのつながりも確認することができますよね。つながりのある人の更新を見て、どこが生活圏内なのか、行方不明者とはどのような関係があるのかを見て、次の捜査の手がかかりにします。

探偵もののドラマや小説などでは張り込みや聞き込みは鉄板の捜査手法ですが、現実でもそうです。SNSから見つけ出した情報を元に友人との接触を図ったり、行方不明者がよく行くスポットへ張り込んだり。地道な作業をするのです。一般人では怪しまれたり、不審に思われるであろう聞き込みや情報収集は、探偵として培ったスキルや経験を活かして難なくこなします。行方不明者の通う大学や勤務場所などで怪しまれることなく聞き込みをし、正確な情報を得るのです。

地道におこなう作業以外にも情報を入手する手段を探偵事務所は持っています。たとえば有料の会員制のデータベースです。個人情報の宝庫であるため、信頼の担保のある人の利用しかできません。またアクセスするには会員になるしか方法はなく、一般人にはどこにデータベースが存在するのかわかりにくいものを扱います。ただ限られた人にしか扱う権限がないだけに有力な情報を扱っています。探偵は権限を持つ人にしか把握できない情報も手に入れることができるので、行方不明者の捜索が、一般人よりもスムーズかつ正確におこなえるのです。得られる情報から予測し、特定していく。稀有なスキルを持ち、成果につなげるのが探偵なのです。

探偵事務所への依頼をした場合、最後は調査報告書というものが依頼人に届けられます。調査報告書とは行方不明者の住所や電話番号、メールアドレスなどの個人情報や行方不明者の居所を突き止めるまでに出会った友人や知人の話などがまとめられているものです。また調査の実施方法などもかいてあることがあります。探偵事務所によっては独自の捜査手法を使っているために記載していない場合もありますが、一般的な方法であれば記載してくれることもあるようです。

・探偵事務所に依頼する場合の費用
いざ探偵事務所に人探しを依頼したいと考えても、相場の値段がわからないと不安ですよね。探偵事務所に人探しの依頼をする場合、10万円~100万円が相場と言われています。相場の範囲が広くて参考にならないという声が聞こえてきそうですが、これは人探しの難易度によって差が出てしまうのです。まず人探しの調査にかかる費用の内訳は着手金と成功報酬の2つからなっています。着手金とは、捜査をおこなうためにかかる料金です。調査がおこなわれる前に支払われるのがオーソドックスですね。成功報酬とは、依頼人が依頼していた調査を完遂することができた場合にのみ支払われる報酬です。調査の完遂は成功条件とも言えます。どのような調査結果が得られれば調査の完遂になるのか、調査を始める前に依頼人と探偵事務所との間で契約をしっかりと締結します。

人探しの難易度は着手金にも成功報酬にも関係してきます。難易度が低ければ着手金も成功報酬も低いですが、難易度が高くなればなるほど着手金も成功報酬も高くなっていきます。その難易度を決めるものにはどのような要素があるのか。まず調査する場所が広範囲にわたっていることが挙げられます。広範囲にわたればわたるほど、交通費がかさむからです。次に行方不明者に関する情報が少ないということも難易度を上げる要素となります。情報が少ないと、ある情報だけで調査をスタートしなければならないので、決定的な情報に行きつくまでに多くの情報を入手する必要があります。時間も労力も多く浪費します。また行方不明者がわざと隠れている場合も。行方をくらます前にSNSの利用を辞めていた、友人知人との連絡を絶っていた、居所を変更してから人との接触をほとんどしていないなど、捜査をしにくくしている可能性があり、捜査が難航するおそれがあります。さらに依頼人と行方不明者の関係がほとんどないのも難易度を高くする要素です。関係性があまりないと、そもそも情報が少ないどころか捜査の手がかりになるような趣味や仕事も判明していない場合があります。依頼人との関係性が薄い人の捜査の場合は値段に関しては覚悟して準備するのが良いでしょう。

■捜索願いを出すか悩むなら
行方不明者、音信不通になっている人が身近にいるかたで、捜索願いを出そうか出すまいか、悩んでいる人は少なくないでしょう。しかし実際のところは警察に本腰を入れて捜査をしてもらえる可能性は低く、SNSやインターネットを利用して自力で探すほうが早い可能性があります。しかしその捜索も正確な情報が得られるかは運であると言って良いでしょう。そんなときに活躍するのが探偵事務所です。正確な情報で迅速に、あなたが出会いたい人、連絡を取りたい人の居場所や安否を確認できます。悩んでいるのなら、探偵事務所に頼んでみてはいかがでしょうか。何かの事件に巻き込まれていた、病気で連絡が取れなかった、そんな人を助けることにつながるかもしれませんよ。

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