音信不通で別れてしまうこと
恋人に音信不通にされたり、自分から音信不通にして別れてしまうことは少なくありません。または遠距離となった恋人と連絡を取る頻度が減っていきついには音信不通になり、結局自然消滅のような形で別れた、ということもよく聞きます。音信不通になってしまうと別れる以外の選択肢はあまり考えられなくなってしまうのが現実ではないでしょうか。
後から後悔する別れ
のちのち後悔してしまう音信不通にはいくつかパターンがあります。それはなぜ音信不通にしてしまったのか思い出せない、連絡を取ることが面倒になってしまってそのまま音信不通にしてしまった、ほんとにただの気まぐれからの音信不通だった、などというような場合です。これらは相手に明らかな理由があって音信不通になったわけではなく、自分のその時のいい加減な都合で音信不通にした、と言っていいのでは。
例えば、やきもちを焼いてしまう出来事がありすごく腹が立ってしまいそのまま理由も大して聞かずに音信不通にしてそのまま別れた、喧嘩してお互い謝ることができすそのまま音信不通、という場合がこれにあたります。またお互いの意見が合わないなどの歩み寄る気持ちや相手の気持ちを考える余裕が持てないことからの音信不通もこれに含まれます。
自分にも悪いところがあったのでは
付き合っていた時はなんでいつも腹たつことを言うんだろう？ほんとにわがままな人だな、一緒に過ごしていてもなんか物足りないしつまらないな、と思ったことがあって音信不通になってしまった場合、後から考えるとどうしても上から目線になってしまっていたことに気づくはずです。確かに本当にイライラさせることばかり言ったり、したりする人もいます。でももう少し相手の気持ちに寄り添うことや相手の立場になることで思いやりのある態度をとれた可能性があります。
また、相手の悪いところばかりに注視して文句ばかり言っていたな、と思う場合。振り返ったときに相手のいいところ、また自分の至らなかったところがわかってきて、もう少し優しく接してあげられたはず、あの時もっと違う言い方ができたのでは、そうしていたら今も続いていたかもしれない、という後悔の念が浮かんできてしまうのではないでしょうか。
音信不通にしなくてもよかったかも
けんかした後や今まで嫌だと思っていたことが積み重なり勢いで音信不通にしてしまった場合。冷静になってきちんと自分の気持ちを伝えてからでもよかったかも、2人とも落ち着いた状態で話し合えばよかった、など音信不通以外の別れ方であれば感じなかった後悔を感じることがあります。音信不通にしてしまった相手もされた相手も音信不通のまま別れてしまうことで後悔して引きずってしまうことが多いのではないでしょうか。
後悔を期待するのは逆効果
駆け引きとして音信不通を利用する人も多いです。相手に後悔させて別れるか連絡を仕向けるために音信不通にするのですが、これで実際に相手が、自分が悪かった、謝ろう、連絡を取ろう、と後悔してくれるかは分かりません。このまま別れてしまって後悔するのは自分かもしれません。駆け引きの材料とするにはあまりおすすめできる行為とはいえません。
友達に戻りにくい
音信不通でそのまま別れてしまった場合、友達に戻ったり友達からやり直す、ということがしづらくなります。恋人としてはうまくいかなかったけどきっと友達ならうまく行くんだろうなという相手に出会ったことはありませんか？そのような人はいつまでもそばで助言を与えてくれる存在かもしれません。でも音信不通で気まずく別れてしまった場合、そんな貴重な人材を手放すこととなってしまうのです。音信不通ではなくしっかり話し合いをしてお互い納得のいく別れであればこの先ずっと仲の良い関係を築いていける可能性があるのです。これも大きな後悔へつながりますね。とても気が合う人だな、いつまでも話していられるな、一緒にいて楽だな、などと感じた場合には音信不通にする前に少し立ち止まってどうするのが良いのか冷静に考えてみましょう。
時間が経つと
時間が経過し自分が成長することでもまた違う視点で物事を捉えることができてきます。自分の行動が幼稚だったな、もう少し寛大になればよかったな、という思いが大きくなってきます。
その時は、どうして理解してくれないんだろう、と相手が悪いことが前提で自分がなぜそう思ってしまうのかを蔑ろにしてしまいがちだったのでは。自分が成長したことで相手の気持ちも尊重できるようになり、そうなるとますます音信不通のままの別れに後悔が強くなります。また自分が成長することで、当時はけんかばかりでもう嫌だ、と思ったかもしれませんが、けんかできることももしかすると幸せなことなのかもしれません。
復縁を望むなら
なぜ音信不通になって別れてしまったのかを分析し、自分のどんなところを直すべきなのか、どんなことが付き合って行く上で大切になってくるのかをしっかりと考えて復縁を提案してみましょう。もしかすると相手も後悔しているかもしれません。
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