1. ゴースティングする人には特徴がある
突然音信不通となり、そのまま自然消滅的に連絡がつかなくなってしまうことを、ゴースティングと呼びます。ゴースティングをする側にとっては、都合が悪いので音信不通を決め込んでいるのかもしれませんが、された側にとっては本当に迷惑です。それに、その相手が好きな異性だったりすると、精神的なショックから立ち直れなくなる可能性だってあるでしょう。
実は、ゴースティングをする傾向がある人には、いくつかの特徴があります。これを知ると、友達付き合いをする際はもちろんのこと、恋人を選ぶ際にも参考にできるのではないでしょうか。
まず、ゴースティングする人の多く見られる共通の特徴は、恋愛に恋しやすい人という点が挙げられます。目の前の相手のどこが好きというよりは、恋愛にのめり込んでいる自分のことが大好きとか、自分にとって運命の人がきっとどこかにいるはずだと信じている夢見る乙女な人が多いです。女性だけでなく男性にもこの特徴は当てはまります。現実を顧みずに理想だけを追い続けている人は、ゴースティングをするリスクは高くなるので注意したほうが良いでしょう。
2. どんな人ならゴースティングしない？
ゴースティングをする人は、相手にどんな迷惑がかかるかを考えることなく、自分の都合だけで一方的に音信不通にしたり、別れを切り出したり、またそっけなくなります。そうした自分勝手で子供じみた行動をしない人が、ゴースティングをしない人だと言えば、とても分かりやすいかもしれません。
具体的には、ゴースティングをしない人には、目の前の問題と向き合って解決しようと努められる人という特徴があります。逃げずに向き合う姿勢がある人は、ゴースティングは行動の選択肢には入らないでしょう。
例えば上記の例を挙げると、恋愛や理想に恋をする気持ちは持っていても、ゴースティングする人なら、それ以外のことは目に入らなくなり、盲目的に目の前の恋愛や理想だけしか見えません。しかしゴースティングしない人なら、恋愛や理想を大切にしながらも現実社会をきちんと見つめ、理想の実現性を分析しながら調整を行ったり、恋愛でも自身の仕事やライフスタイルとのバランスを考えながら行動できます。
夢中になれるものがある時に、周囲や現実のことを同時進行できちんと見つめられるかどうか、そしてバランスをとれるかどうかという点が、ゴースティングする人としない人を区別する大きな違いかもしれません。
意見が食い違った時に、こちらの意見を冷静に聞いてくれて、そのうえで自身の意見もきちんと言え、話し合いで解決しようと試みられる人は、ゴースティングをしない人と言えます。もしもこれからの人間関係で相手がゴースティングするかどうかを知りたいなら、この点をチェックしていると、ある程度の予測ができるでしょう。
3. ゴースティングする人に普段から見られる特徴
ゴースティングする傾向がある人には、普段の生活でもいくつかの特徴があります。
1つ目は、個人情報の共有を嫌がるという点です。これはプライバシー保護という側面があるかもしれませんが、ゴースティングする人の多くは自身が遅かれ早かれゴースティングするかもしれないという事実を自覚しており、その際に相手から追跡されたり居場所を突き止められることを避けたいと考えます。その結果、個人情報の共有を避けたがるのです。
2つ目は、言動不一致があります。やると言っていたのにやらないとか、その気があったのに急になくなるとか、言っていることとやっていることが一致しない人は、ゴースティングの可能性が高いと言えるでしょう。
3つ目は、何に取り組んでも気持ちが冷めているという点があります。普段LINEでやり取りしていても、どことなく盛り上がりに欠けるというか、冷めている人が多い傾向にあります。気持ちが冷めているために相手の気持ちに対しても鈍感になってしまい、ゴースティングに対する罪悪感が少ないのかもしれません。
4つ目は、人間関係が密接になることに対して恐怖心を持っているという特徴があります。表面上は問題なく人付き合いをしていても、そこから一歩踏み込んだ関係になることを嫌がったり、恐れたりする人が多い傾向があります。これは、深い関係になってから関係が終わってしまうと、それによって自分の気持ちが傷ついてしまうから。とても繊細な心を持っているため、傷つくことを恐れるあまり、相手から傷つけられる前に自分から逃げてしまうという心理が働きます。
5つ目は、ネガティブな発言が多いという点です。ゴースティングする人からはネガティブなエネルギーが出ることが多く、普段の発言でも否定的なものが多くなりやすいです。できないとか、時間の無駄とか、やっても意味ないなど、他人のやる気をそぐような発言が多い人は、ゴースティングするかもしれないので注意したほうが良いでしょう。
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