1.音信不通を繰り返す彼氏で悩んでいる人は多い
男性の中には、自然消滅を狙うわけではないのに、音信不通癖があり、音信不通を繰り返す彼氏が少なからずいます。都合が悪くなると音信不通気味になったり、ケンカをすると一定期間音信不通になってしまったりなど、こちらから連絡をしているのに意図的に返信をしないという、ありがたくない癖があるのでしょう。自分に音信不通癖がない人にとっては、「嫌なら嫌と言えば済む話なのに」「音信不通気味になるなんて子供じみてる」と感じるかもしれません。この音信不通を繰り返す彼氏には、実はある男性心理が働いています。
2.男性に多い音信不通癖のパターン
1つ目は、ケンカなどで自分にとって都合が悪くなると、音信不通を決め込むパターンです。心の引きこもりと言っても過言ではなく、気まずくなったり、対応できないと察知したりすると、音信不通によって逃げの姿勢を見せます。
2つ目は、忙しくなると音信不通気味になるパターンです。これは生活の中で優先順位が明確な人に多く、例えば仕事で忙しくなると、あなたとの連絡は優先順位がそれほど高くないので、後回しにされてしまうという傾向があります。この場合、本人に全く悪気がないケースが大半です。
3つ目は、特に明確な理由があるわけではなく、気まぐれで音信不通気味になってしまうパターンです。気分屋の男性に多く見られる傾向で、こちらが質問しても明確な答えは返ってきません。このパターンも本人には悪気がないのですが、あまりしつこくなじると音信不通から自然消滅になりやすいため、注意が必要です。
3.音信不通癖を持つ彼氏の男性心理とは？
頻繁に、または定期的に音信不通となる彼氏の男性心理は、大きく3つに分類できます。
1つ目は、逃げの心理です。ケンカや都合が悪くなって音信不通気味になる男性心理はずばり、この「逃げ」に他なりません。その場の状況にどのように対応すればよいか分からないという逃げもあれば、自分にとって不都合な結果になりそうだからとりあえず逃げる、という人もいるでしょう。
目の前の問題と対峙せずに逃げる選択肢をしてしまう男性は、恋人にとってはまるで子供が拗ねているようにしか見えません。逃げていると悟られないために怒っている雰囲気を出す男性もいますが、実際には逃げの心理が働いています。
この男性心理は、一言でいうなら彼の性格です。本人が意識して改善することはもちろんできますが、これまでの人生のどこかで逃げ癖がついてしまい、都合が悪くなると逃げることで自分自身を何とか保っていると考えるのが正解、というパターンが多いです。このタイプの男性は、自分の殻に閉じこもりやすい人が多い傾向があります。
2つ目は、向き合うことに対する恐怖心です。逃げの心理とよく似ていますが、自身の気持ちや解決するべき方法を言葉でうまく表現できないというジレンマから、音信不通にして逃げるという選択をしてしまいます。言葉で表現できなくても何とか伝えようと努力する姿勢を持てばよいのではないかと考える人が多いでしょう。うまく言葉で伝えられない自分にイライラを感じてしまうと逃げてしまう傾向は、外国人よりも日本人に多く見られる兆候です。そして、実は女性よりも男性のほうが多いのです。
このタイプは、対面でケンカをすると黙り込んでしまう傾向があります。物理的に逃げるわけではなくても、言葉で表現できないので何も言わない、つまり黙り込んでしまうため、それが相手には怒っているように見えるのです。
ちなみに、男性が話し合いではなく、腕力で問題を解決していた時代が過去にはありました。これも、実は言葉で上手く気持ちを伝えて解決策を提案できないための代替策であり、男性ならではの特徴の一つなのかもしれません。しかし、現代の恋愛において、女性を相手に、ケンカをするたびに腕力で勝負なんてことはできません。そのため、ダンマリを決め込み、音信不通という行動をとっているのです。
3つ目は、どうしたらよいか分からないという心理です。ケンカしてどうしたらよいか分からないなんて、都合が良い言い訳のように聞こえるかもしれません。しかし、男性の中には本当に、そして真剣に、恋人とケンカをした時にどうしたらよいか分からなくなってしまう人が存在します。自分の中で消化することもできず、相手に気持ちをぶつけて話し合いで解決できるとも考えず、路頭に迷うような感じで音信不通になってしまいます。
このパターンは、自身の怒りの矛先を処理するための手段として、音信不通を選びます。ほとぼりが冷めるまで逃げているのではなく、怒りを自分なりに解消できたら連絡が来る傾向があります。
4つ目は、精神的なストレスです。これは、仕事などが忙しくなると音信不通になりやすい男性に多く見られる心理です。恋愛を心が休まる場所と考えず、恋愛も多少のストレスを感じる場所だと感じている男性は、仕事と恋愛のマルチタスクができず、仕事が忙しくなることによって恋愛の優先順位が下がり、結果として音信不通になりやすいのです。
精神的なストレスは、仕事が忙しいという理由だけではありません。例えば、人間関係で嫌なことがあったとか、何かのトラブルを抱えているという場合もあります。このタイミングで彼へ連絡しても、運が良くてそっけない返信、運が悪ければ嫌みやネガティブな返信しか返ってこないので、音信不通のほうが女性の側にとっては不幸中の幸いと言えるかもしれません。
ストレスによる音信不通癖は、男性が一人ですべてを解決しなければいけないと思い込む心理が背景にあります。誰かに相談して解決できない、自分の問題は自分で解決するしか方法がないと考えているから、抱え込んでしまうのです。この傾向は恋愛以外のプライベートにも見られ、責任感が強いというメリットにもつながりますが、周囲は振り回されやすいというデメリットも発生してしまいます。
5つ目は、単なる不機嫌な気持ちです。これは気分屋の男性に多く見られる傾向ですが、頑固者の男性もこのパターンは珍しくありません。基本的に、自分の気分で一方的に音信不通になってしまう人は、相手の気持ちを考えることがあまりありません。強く引っ張ってくれるリーダー的な存在が多いものの、彼女の意見を参考にしてもらえなかったり、こちらの都合よりも彼の都合だけが優先されてしまったり、といったジレンマを感じることがあるでしょう。
6つ目は、彼自身は音信不通だと思っていないという心理です。彼にとっては、安定した恋愛関係なら連絡するのは週に2～3回で十分だと考えているのかもしれません。毎日何回も連絡したい女性がそうした男性とお付き合いすると、連絡してもなかなか返信が来ないことにイライラして、数日間全く連絡がこない状態を音信不通だと感じるなど、恋愛のペースにズレが生じてしまうでしょう。
このタイプの男性に、もっと頻繁に連絡してほしいとお願いしたり、どうして音信不通になるのかと責めたりしても、あまり納得できる結果にはならないことが多いです。その理由は、彼がそういう性格だからとしか言いようがありません。もし恋愛に対してマイペースな男性とのお付き合いにイライラしてしまうなら、自分とペースの合う相手を探すか、自分が相手のペースに合わせてスピードを遅くするぐらいしか、選択肢はないでしょう。
しかし、こうした連絡のペースは、関係が継続するうちに変化することも期待できます。報連相的な連絡事項が多くなる可能性はあるものの、責任感がある人なら必要な時にはしっかり連絡をくれるわけですから、考えすぎないことも大切です。
7つ目は、彼に本命の女性がいてあなたのことは大切ではないという心理です。これは、彼の言動や行動パターンを冷静に観察していれば、第六感で察知できるかもしれません。世の中には二股をしている男性が少なからずいて、彼女だと思い込んでいたのは女性の側だけだったというケースもあります。そうした恋愛詐欺の被害に遭わないためには、音信不通になりやすい彼氏の行動や言動を一歩引いた場所から観察することも必要でしょう。
4.男性は悩みを彼女に相談するべき？
男性と言っても色々なタイプがいます。悩みを抱えると一人で解決しなければならないとアップアップの状態となり、結果的に彼女との連絡を絶って、音信不通になってしまう人もいます。その一方で、小さなことでも彼女に相談する男性も中にはいるものです。
どちらのタイプが多いかと言えば、全体的に見れば、男性は一人で解決しようと試みるタイプが多いのではないでしょうか。これは男性に共通して見られる特徴で、悩みや不安など、心の弱さを他人に対して露呈することはよろしくないことだと考える人が多いのです。悩みを彼女と共有することが良いとか悪いといった問題ではなくても、とにかく悩んでいる姿を彼女に見せたくない、ストレスを抱えている姿を見られたくないから、音信不通という手段で距離をとるのかもしれません。
悩みを一人で解決しようとする男性の多くは、この期間は恋人だけでなく、友人とも音信不通になって距離をとる傾向にあります。そうした彼氏をありのまま受け入れようと考えている女性なら、音信不通にされているのは個人的な理由ではなく、彼自身の価値観やポリシーなのだと理解できれば、それなりに納得できるのではないでしょうか。
5.音信不通癖のある男性はメンタルが弱い？
相手と音信不通になる人は、女性よりも男性のほうが多い傾向があります。多種多様な音信不通の理由の中でも多く見られるのは、都合が悪いので逃げるという傾向です。これは、メンタルの弱い人がする行動の一つです。そう考えると、音信不通気味の男性はメンタルが弱いということなのでしょうか？
メンタルが強いか弱いかのどちらかで選ぶなら、音信不通になりやすい彼氏はメンタルが弱めだと言えます。ストレスやイライラと対峙する方法が分からないので殻に閉じこもるとか、都合が悪い方向や良からぬ方向へ進展しそうなので逃げるとか、言葉で解決できないがゆえにダンマリを決め込み、音信不通になってしまうのでしょう。いずれにしても、耐性低めのメンタルです。
特に、恋愛において彼氏と長く付き合おうと考えている人にとっては、彼氏がことあるごとに音信不通になるのでは困りものです。しかし、このメンタルの弱さは、経験や心がけによってある程度は改善できます。彼氏が音信不通ではない時を見計らって、話し合いで解決したいという旨を告げることをおすすめします。彼氏もきっと、話し合いで解決したほうが良いに決まっているということはわかっているはずです。それができないから、音信不通になっているのです。
そうした気持ちを汲み取り、二人の今後にとって、彼氏の気持ちだけでなく、あなた自身の気持ちも含めて言葉で伝え合う方が良いこと、そしてお互いに、相手が上手く伝えられなくても理解しようという努力を続けることなど、二人の間で約束ごとを作るのです。そうすることによって、音信不通癖のある彼氏でも、話し合って解決しようという気持ちを持ってくれることでしょう。
その際には、相手のメンタルの弱さや逃げる姿勢に対して、卑怯だと責めるのはNGです。そんなことをしても、彼氏が改心してくれるわけではありません。それどころか、そこから再び音信不通になってしまうかもしれません。そうではなく、あくまでも二人で別の解決方法を一緒に模索したいという、あなたの希望を伝えることによって、彼に賛成同意してもらうスタンスがおすすめです。
それでも彼氏が音信不通になりがちな人は、もしかしたらお互いのエネルギーや波長に乱れが生じているのかもしれません。電話占いを利用して、スピリチュアルな観点から一度鑑定してもらうことも考えてみませんか？彼との将来や新しい出会いも含め、目には映らないオーラやエネルギーを的確に予測してもらうことができるでしょう。別の角度から、解決の糸口が見つかるかもしれません。
コメント